安倍首相「拉致問題、前進を」米国へ出発
安倍首相は、アメリカのトランプ大統領と会談するためワシントンに向けて出発した。
安倍首相「核・ミサイル問題、そして何よりも大切な拉致問題が前進するよう、しっかりと大統領と擦り合わせを行い、米朝首脳会談を成功させたいと思っています」
12日の米朝首脳会談を前に安倍首相は、トランプ大統領に対し、拉致問題の提起を改めて求めるなど日本の立場を訴えたい考え。
また、トランプ大統領が北朝鮮との交渉に「前のめり」な姿勢を見せる中、非核化に向けて北朝鮮が具体的な行動を取るまで制裁を緩和しない方針について、どこまで足並みをそろえられるかも焦点。
首相周辺は今回の会談について、「とにかく日米で一致することが大事だ」と話している。安倍首相は日米首脳会談の後、カナダで行われるG7サミット(=先進7か国首脳会議)に出席する予定。