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ここが正念場…問われる首相の外交力

2018年6月6日 13:44
ここが正念場…問われる首相の外交力

日本テレビ政治部・青山和弘解説委員(50)。これまで与野党や官邸のキャップを務めるなど、24年にわたり、永田町を深く取材。ワシントン支局長として、アメリカ大統領選挙も伝えた。また、今年4月に発売された著書「恩讐と迷走の日本政治」では、政治の内幕を赤裸々に描き出している。

――今週は日米首脳会談、G7と安倍首相の外交日程が詰まってますよね。

安倍首相は自らの外交には自信があると自認しているわけです。トランプ大統領の懐にも飛び込んで、戦後、ここまで仲が良い日米首脳関係はなかったんじゃないかと言われるほどになっているんですが、だからこそ、この外交の――いちばん北朝鮮情勢が盛り上がっている大変な時に、本当に核ミサイルの放棄に結びつけられるのか、さらに言えば、拉致問題の解決につなげられるのか、それができなければ、何だったんだ“外交の安倍”は、何だったんだ蜜月関係は…ということになりますので、実は安倍首相にとっても正念場の数週間になると言えると思います。


【the SOCIAL guestより】