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グアテマラ噴火、死者65人に 捜索続く

2018年6月5日 14:41

中米・グアテマラで起きた火山の噴火は、発生から1日が経過し、確認された死者の数は65人になった。

グアテマラ南部のフエゴ山で3日に発生した大規模な噴火では、火山灰が広い範囲に降ったほか、溶岩が流れ出すなどして、ふもとの村などで深刻な被害が出た。噴火から1日が経過したが、災害当局によると、4日夕方までに確認された死者は、65人にのぼった。現在も行方不明者の捜索が続いていて、さらに犠牲者が増える恐れがある。また、住民ら3000人以上が避難しているという。

火山灰の影響などで首都の国際空港が一時、閉鎖されていたが、その後、再開するなど復旧作業も始まっている。しかし、いまだ被害の全体像は把握できておらず、当局が救助活動を続けている。