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日大アメフト部 OBはいま何を思うのか?

2018年6月5日 15:56
日大アメフト部 OBはいま何を思うのか?

連日報道される“日大アメフト部”の問題。社会学者・古市憲寿氏は日大アメフト部フェニックスのOBと会い、話を聞いたという。一連のメディア報道に対して、このOBは何を思うのか。古市氏が語ってくれた。


――最近、気になったニュースはありますか?

やっぱり、連日報道されている“日大アメフト部”の件です。たまたま昨日、日大アメフト部フェニックスのOBの方にお会いしました。OBの方がどんな気分なのかと思ったら、こういうマスコミの報道に対して、逆に喜んでいる面もあるというんですね。

これまでも日大のアメフト部はすごくウミがたまっていて、なかなか自浄作用ではどうにもできなかった。それが、メディアで報道されることによって、いま変わろうとしていることにすごく前向きと聞きました。

あとは、内田前監督。当時はコーチだったらしいんですけど、内田監督は恐怖政治のようなものをしいていたので、こういう事件が起こるのもわかるというお話をしていました。


――大学の体質を変えようという動きは出てきているんですか?

そうですね。なにせOBが多い大学なので。それこそ作家の林真理子さんも、最近エッセーで「無給でもいいから日大のために何かしたい」と書いています。助けてくれる人はたくさんいると思うので、これで大学が変わっていけばいいなとすごく思いますね。


――大学の危機管理の体制も問われてきますよね。


【the SOCIAL guestより】