新生・東芝メモリ“3年メドに上場目指す”
東芝の稼ぎ頭だった「東芝メモリ」を買収した投資ファンド「ベインキャピタル」は、3年後をメドに上場を目指す考えを示した。
アメリカの投資ファンド・ベインキャピタルの杉本代表と、東芝メモリの成毛社長は共同で会見し、3年後をメドに、東証に上場できるよう企業価値を上げていく考えを示した。
東芝メモリ・成毛社長「3年程度をメドにしたIPO(上場)への備えというところを、今後、ベインさんと一緒にやっていきたい」
ベインキャピタル・杉本代表「(成毛社長らと)ベインキャピタルが取締役を構成することで、迅速な意思決定ができるというところを考えていきたい」
また、ベインキャピタルは、他社との提携やM&Aなども選択肢として、需要が拡大する半導体フラッシュメモリー市場で勝ち残っていく意向を示した。