米朝首脳会談に向けた調整が大詰めを迎えている。アメリカのトランプ大統領は、ニューヨークを訪れている北朝鮮の金英哲統一戦線部長を１日、ワシントンに迎え、金正恩委員長からの書簡を受け取ることを明らかにした。

トランプ大統領「金正恩氏からの書簡が届けられるだろう。どんな内容か楽しみにしている」

北朝鮮の高官がワシントンを訪問し、大統領と会談するのは１８年ぶり。

金部長はアメリカ国内の移動が制限されているが、特例を認めるとみられる。

また、大統領は、「今月１２日にシンガポールで首脳会談が行われることを望む」と期待感を示した上で、非核化を達成するためには「会談は１回で終わるわけではない。２回目、３回目が必要かもしれない」との認識を示した。