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韓国「徴用工像」地元自治体が強制撤去

2018年5月31日 19:37

韓国・釜山の日本総領事館近くに、日本の植民地時代に動員された労働者を象徴する「徴用工像」が放置されていた問題で、地元自治体が31日、強制撤去に踏み切った。

「徴用工像」は、日本の植民地時代に動員された労働者を象徴する像で、韓国の労働団体が釜山の日本総領事館前に設置すると主張している。しかし、警察に阻止され、像は1か月間にわたり、総領事館から数十メートル離れた歩道に放置されていた。歩道を管理する地元自治体などは、釜山市内の歴史館に像を移すよう提案していたが、話し合いは平行線をたどったため、強制撤去に踏み切ったという。

団体側は反発したものの、1500人の警察官が動員され、わずか20分で強制撤去は完了した。