ホンダ 3車種、約21万台リコール
自動車メーカーのホンダは31日、ブレーキ部品に問題があり、ブレーキのききが悪くなるおそれがあるとして、約21万台のリコールを国土交通省に届け出た。
リコールの対象となったのは、ホンダの「ステップワゴン」と「FREED」「FREED+」の3車種、20万9060台。国土交通省によると、ブレーキ部品のゴムの材質や形状に問題があり、走行中にエンジンの熱によって変形してしまい、ブレーキオイルが漏れてブレーキのききが悪くなるおそれがあるという。
これまでに国内で142件の不具合が報告されていて、そのうち、ブレーキをかけても停止しきれずに柵や樹木にぶつかる物損事故が、2件起きているという。
ホンダは来月1日から、全国の販売店で無料で部品の交換に応じることにしている。