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自民党“社会保障の抜本的改革案”を提言

2018年5月30日 0:30
自民党“社会保障の抜本的改革案”を提言

自民党は「人生100年時代」を見据え、年齢ではなく経済力に応じて医療費の負担を求めるなど社会保障の抜本的な改革案を来年末までにまとめるよう、政府に求める提言を発表した。

自民党・小泉進次郎議員「今の日本の、この国の形、そして人生100年時代という時代が来た中で、改めて国民的な議論を巻き起こしたい」

提言では、2024年に50歳以上の人口が5割を超えることを見据え、社会保障のあり方を抜本的に再構築する必要があると指摘している。具体的には、現在70歳が上限となっている年金の受給開始年齢を70歳以降でも受給できるようにすることや、医療保険の自己負担を年齢ではなく経済力に応じた負担に見直すことなどを検討し、来年末までに改革案をまとめるよう求めている。

この提言を岸田政調会長らは、31日にも政府に提出する予定。