金委員長の側近、シンガポールへ 姿捉える
北朝鮮の金正恩委員長の側近が28日、シンガポールに向かったことがわかった。米朝首脳会談に向けた動きの可能性がある。
28日午後、NNNのカメラは、中国・北京の空港で金委員長の秘書役とされる側近のキム・チャンソン国務委員会部長がシンガポールに向かう姿を捉えた。
北朝鮮 キム・チャンソン国務委員会部長「(Q:アメリカとの会談する?どんな結果を期待する?)遊びに行きます」
シンガポールでアメリカ側と接触し、首脳会談に向けた調整を行う可能性がある。
一方で、アメリカ側の実務者らも28日、東京のアメリカ軍横田基地を経由してシンガポールへ向かった。
また、南北軍事境界線の板門店では、29日まで米朝の代表者同士が協議を行っていて、焦点の非核化の方法などについてすり合わせを行っているとみられる。