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加計学園、首相と面会「実際にはなかった」

2018年5月26日 23:55
加計学園、首相と面会「実際にはなかった」

加計学園問題をめぐる愛媛県の文書について、加計学園は、実際にはなかった安倍首相と加計理事長の面会を引き合いに出して、愛媛県などに「誤った情報を与えた」とするコメントを発表した。

愛媛県の内部文書には、2015年2月に加計理事長が安倍首相と面会し、加計学園が新設する予定の獣医学部について説明したと記載されていて、安倍首相の新設の意向を初めて知ったのは去年1月だとする国会答弁と食い違いが出ていた。

これについて加計学園はコメントを発表し、「当時の担当者が実際にはなかった総理と加計理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えたように思う」と説明した。その上で「深くお詫(わ)び申しあげます」と謝罪した。

28日の国会の集中審議では、その信ぴょう性をめぐり野党側の追及が強まりそうだ。