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金氏が非核化の“見返り”言及~米国務長官

2018年5月24日 11:13

アメリカのトランプ大統領は23日、延期の可能性も示唆した米朝首脳会談について、予定通りに行うか「来週には分かるだろう」と述べた。

トランプ大統領「来月12日の可能性も十分ある。来週には分かるだろう」

有力紙「ワシントンポスト」は今週末にシンガポールで米朝の実務者協議が行われると報じていて、これらの結果を待って、来週、首脳会談を予定通り来月12日に行うか判断するものとみられる。

また、ポンペオ国務長官は議会で証言し、予定通り首脳会談が行われるかどうかは「金正恩委員長次第だ」と述べた上で、北朝鮮側に歩み寄りを促した。

ポンペオ国務長官「(会談が行われるかは)金正恩委員長次第だ。核兵器は金委員長の体制維持につながるものではなく、経済的成功の妨げになるものだ」

また、ポンペオ長官は、金委員長が長官との会談の中で、非核化の見返りに「経済支援や世界からの体制の保証、朝鮮戦争を終わらせる平和協定を結ぶことを求めた」と明らかにした。