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斎藤農水相「文書など記録は全部残すべき」

2018年5月23日 2:08
斎藤農水相「文書など記録は全部残すべき」

斎藤農水相は22日夜、BS日テレの番組に出演し、加計学園をめぐる問題など公文書の管理のあり方が問題となる中、文書などの記録は、まずは全部残すべきとの考えを示した。

加計学園問題をめぐっては2015年に加計理事長が安倍首相に面会し、獣医学部新設の意向を伝えたとされる愛媛県の新たな文書について安倍首相は否定している。

こうした公文書の内容の信ぴょう性について議論が高まっていることについて、斎藤農水相は次のように述べた。

斎藤農水相「記録はちゃんと残す、しかし公にできないものと公にしていいものという区別をしっかりして、外に出せないものは出せないでいいじゃないかと。その代わり全部残すというのが、私は正しいあり方だと思う」

斎藤農水相は、まずは「公文書は全部残すべき」としたうえで、「とにかく残して、20年後の歴史の検証で明らかにしようという方がいいと思う」と述べ、文書を公開するかについては一定の年月が経過した時点での判断でいいのではとの考えを示した。