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5月の“腰痛”ナゼ?3つの原因とその対策

2018年5月21日 16:32
5月の“腰痛”ナゼ?3つの原因とその対策

実は、5月は“腰痛”が増える時期。一体なぜなのか?その原因を対策を取材しました。

様々な理由で悩まされている腰痛。街で話を聞いてみると――

「長時間、同じ姿勢で座ってたりすると痛くなったりとか」

「この時期ですね。気圧の関係で腰が痛くなったりしますよね」

「重たい物を持ったり中腰になることが多いので、プチぎっくり腰があったり」

千葉大学病院の調べによると、1年で最も腰痛の患者が多いのは5月だといいます。では、なぜ5月は腰痛の患者が増えるのか?専門医は“3つの原因”を指摘します。

「花粉症の影響により、くしゃみによって引き起こされる腰痛がひとつ。それから、寒暖差によってひき起こされる腰痛がひとつ。そして3つめに、五月病による心身性のストレスによる腰痛が考えられます」

くしゃみをすると、その反動で深く腰を曲げます。これが腰を痛める原因になるとのことです。この動作を繰り返す花粉症の人は、注意が必要だといいます。これは、いわゆる“ぎっくり腰”で、関節や筋肉に炎症がおこり、痛みが出ます。

一方、5月は朝寒く、日中は暑いため、体がうまく対応できずストレスがたまりやすくなります。

五月病も同様で、心身のストレスがあると呼吸が浅くなり、横隔膜が上がってきます。そして、腰が反り返ることで腰椎を圧迫し、痛みが出ます。

しかし、腰痛は体勢のちょっとした改善で防げるといいます。今回は、どこにいても簡単にできる、“椅子の座り方”を教えてもらいました。

膝と股関節の位置が床と平行、もしくは膝の方が高いくらいで座るのがベストとのこと。また、背骨が反らないように座るのもポイントです。