２１日午前、山口県下松市の中心街の民家の庭にクマ１頭が逃げ込んだが、約２時間後に捕獲された。

２１日午前８時４０分ごろ、山口県下松市の末武川の川沿いで、クマ１頭が徘徊（はいかい）しているのを住民が見つけ、警察に通報した。

警察が付近をパトロールしたところ、直線で約８００メートル離れた下松市望町の民家の庭に逃げ込むのを見つけた。この民家の２階には８０代の女性１人がいたが、ケガはなかった。

警察によると、徳山動物園の職員が麻酔銃を撃ち、クマは午前１１時３０分すぎに捕獲されたという。