アメリカのトランプ大統領と韓国の文在寅大統領が２０日、電話で会談を行い、北朝鮮が米朝首脳会談の中止をちらつかせるなど強硬な姿勢を見せる中、米韓の連携を確認した。

両首脳は２０日午前、電話で話し、「最近、北朝鮮が見せている様々な反応について意見を交換した」という。

北朝鮮は非核化をめぐるアメリカの姿勢を非難し、米朝首脳会談の取りやめをちらつかせているほか、海外メディアに公開予定の豊渓里核実験場の廃棄について韓国メディアを排除する構えを示すなど強硬な姿勢を見せている。

こうした状況を受け、両首脳は対応を協議したとみられ、「米朝首脳会談の成功にむけ緊密に連携する」ことを確認した。

文大統領は今月２２日にはワシントンを訪れ、トランプ大統領と会談する予定。