“パワハラ”栄氏の処分、来月23日決定へ
伊調馨選手らへのパワハラ問題をめぐり、日本レスリング協会は、栄和人前強化本部長の処分を来月決定すると発表した。
日本レスリング協会は20日、都内で臨時理事会を開き、伊調馨選手らにパワハラを行ったと内閣府に認定された、栄和人前強化本部長の処分について、今後、倫理委員会で検討を進め、来月23日の評議員会で決定すると発表した。
一方、福田会長ら幹部の処分などについては、話し合われなかったという。
内閣府は、伊調選手らへのパワハラなどを認定し、組織の改善策を提出するよう日本レスリング協会に求めている。
20日の理事会では、再発防止策や代表選考の透明化などについても話し合われたが、詳細は明らかにされなかった。
協会は、期限の今月末までに改善策などをまとめ、内閣府に提出するとしている。