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テキサス銃乱射「好きな人は撃たなかった」

2018年5月19日 12:04

アメリカ・テキサス州の高校で男子生徒が銃を乱射し、10人が死亡した事件で、訴追された生徒は「自分の好きな人は撃たなかった」と話していることがわかった。

現地では夜9時を過ぎても、気温は30度近くある。容疑者の生徒は日中の暑さの中、トレンチコートを着て散弾銃など隠し、犯行に及んだという。

この事件はテキサス州サンタフェの高校で、ディミトリオス・パグオーチズ容疑者が銃を乱射し、10人が死亡、10人がケガをしたもの。

殺人などの疑いで訴追されたパグオーチズ容疑者は、裁判所に出頭し、判事によると、事情聴取に「犯行は1人で行った」と答えたほか、提出された資料によると「自分が好きだった生徒は撃たなかった」と話していたという。

同じ高校の生徒(15)「最初は信じないようにしていた。でも事実関係がはっきりしてきて、今は事件が本当に起きたのだと分かっています。心が折れました。立ち直れるかわからない」

一方、現場の近くでは、数百人が集まり追悼集会も行われた。