新しい発見 「日本茶」の楽しみ方
今回のゲストは「日本の魅力、再発見」がテーマの雑誌「ディスカバー・ジャパン」の統括編集長・高橋俊宏氏。「ディスカバー・ジャパン」は、地方の名所や特産品を新たな目線で紹介し日本文化の素晴らしさを発信している。また「地域ブランディング協会」を立ち上げ、人材育成や地域の課題解決にも取り組んでいる。
――今回のディスカバー・ジャパンでは「日本茶」を特集したそうですが、なにか新しい発見はありましたか?
いま、コーヒーとかワインを楽しむみたいに日本茶を嗜好品(しこうひん)として飲みたいという人が増えてきています。
今回は特に“シングルオリジン”といいまして、単一品種の葉っぱにこだわったお茶がこれからきそうなんですね。生産者の顔が見えてかつ、ひとつの茶葉に限ったお茶を楽しむ、そういう流れがきています。
――ほかにも驚いた点というのはありますか。
僕はいつもいうんですけど玉露ですね。玉露を1時間くらいかけて氷だしで抽出します。それをワイングラスに入れて飲みますと、お茶ではなく“おだし”のようになります。それを二煎目、三煎目と楽しんで、そして茶葉を実はいただくんですけど。
――茶葉が食べられるんですか。
食べられます。ポン酢とかかけてね。それでお酒のおつまみになったりとか、実はそういう楽しみ方があるんですね。
【the SOCIAL guestより】