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新計画“再生可能エネルギーを主力電源に”

2018年5月16日 21:30
新計画“再生可能エネルギーを主力電源に”

国の中長期的なエネルギー政策の方針を示すエネルギー基本計画について経済産業省の有識者会議は初めて、再生可能エネルギーを主力電源とすることを目指すなどとした新たな計画をまとめた。

新たなエネルギー基本計画は4年ぶりに見直され、太陽光や風力など再生可能エネルギーについては技術革新などによりコストを下げ「主力電源化」を目指すことを初めて書き込んだ。

原発は、再稼働を進めるとしながらも依存度を可能な限り低減させると従来の表現を維持した。

また、地球温暖化対策の国際的枠組みである「パリ協定」を踏まえ、2050年に向けた長期的な課題も盛り込んだ。

今後、再生エネルギーのコストの問題や原発事故などで抵抗感が強い中、どう原発再稼働を進めるかがカギとなる。