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選挙で男女候補者数の均等目指す法律が成立

2018年5月16日 21:24
選挙で男女候補者数の均等目指す法律が成立

女性の政界進出を促すため、国政選挙などでの男女の候補者数をできるだけ均等にすることを目指す法律が、16日の参議院本会議で、全会一致で可決・成立した。

成立した「政治分野における男女共同参画推進法」では、国会や地方議会の選挙について、男女の候補者数が「できる限り同数となることを目指さなければならない」と明記し、政党や政治団体に努力義務を課している。

野田女性活躍相「女性のみならず、これからの時代、多様な意見、民意が反映される政治をつくっていかないといけない中、第一歩がスタートしたのかなと思います」

この法律により女性の政界進出を後押しする狙いだが、努力義務にとどめているため、各党の取り組みが問われることになる。