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【続報】最後の外出は小三治の落語会だった

2018年5月15日 17:17
【続報】最後の外出は小三治の落語会だった

落語家の柳家小三治(78)が15日、東京・三鷹の森ジブリ美術館で営まれた高畑勲さんのお別れ会に出席。報道陣の取材に応じた。

小三治は「ホーホケキョとなりの山田くん」(1999年公開)で俳句の朗読を担当。2人の親交は長らく続き、小三治は今年3月に三鷹の森ジブリ美術館で落語会を開催している。
実は同落語会が高畑監督にとっての最後の外出だったそうで、そのことをきょう知った小三治は「今、それを聞いて胸が詰まって…。涙が出ますね」と、しみじみ。落語好きの高畑監督は夫人と一緒によく小三治の落語会に足を運んでくれていたといい、「病気のことは知らなかったので、 こんなことになるとは思いませんでした」と別れを惜しんだ。

「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年公開)で声優を務めたタレントの野々村真(53)も「残念です」と落胆。
続けて「こんなに早くお別れ(する日)がくるとは…。高畑監督には感謝しています。ジブリ作品に出られたことは自分の人生の中で最高の宝物です」と感謝の言葉をおくった。