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安倍首相 柳瀬氏から面会報告「なかった」

2018年5月14日 15:23

加計学園の問題を巡り安倍首相は、柳瀬元首相秘書官が学園関係者らと面会したことに問題はなく、また、柳瀬氏から報告は「なかった」と述べた。

面会の報告はなかったとする安倍首相に対して、国民民主党の玉木共同代表は柳瀬氏が首相の答弁とつじつまを合わせるためにウソをついているのではないかとただした。

国民民主党・玉木共同代表「去年の1月20日まで(加計学園の計画を)まったく知らなかったという総理の答弁に、つじつまを合わせるために様々な優秀な秘書官をはじめとした官僚の皆さんが、悪知恵を巡らしてるんじゃないんですか。様々な不幸を生み出しているこの現状について、総理はどのように責任を感じているのか」

安倍首相「柳瀬元秘書官についてでありますが、ウソということでは私はまったくないんだと思います。(愛媛県も柳瀬氏も)それぞれ誠実に記録をとろう、記憶をたどろうとしているんだろうとこう思う次第でございます」

また、国民民主党の大塚共同代表は「去年1月以前にも加計学園の計画を知っていたのでは」と改めてただした。安倍首相は「加計理事長と彼の仕事の話はほとんどしたことがない」と理解を求めた。

また、大塚氏は柳瀬氏の証人喚問を求めたが安倍首相は「政府参考人も大変重い立場だ。ウソを言っていいということではまったくない」と否定的な考えを示した。