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加計問題“柳瀬元秘書官答弁”安倍首相追及

2018年5月14日 12:11
加計問題“柳瀬元秘書官答弁”安倍首相追及

加計学園の問題をめぐり、国民民主党の玉木共同代表は、さきの参考人招致での柳瀬元首相秘書官の答弁に疑念を示した上で、安倍首相の責任を追及した。

玉木氏は「柳瀬氏は勝手にウソをついたのか」などとただしたが、安倍首相は「私が指示したかのような質問は承服しがたい」と強く反発した。

国民民主党・玉木代表「柳瀬元秘書官、私も個人的には存じ上げてますが、地方自治体の知事からウソつき呼ばわりされるような人では本来ありません。柳瀬さん、勝手にウソをついたんですかね。佐川(前理財)局長も勝手にウソをついたり、勝手に決裁文書の改ざんしたんですかね。様々な不幸を生み出しているこの現状について、総理はどのように責任を感じているのか」

安倍首相「現在のこの状況について深く責任を感じているところでございます。しかし、全て私の指示で行っているかのごとく言われるのはですね、これは承服しがたいわけでありまして、そうおっしゃるのであれば、いつどこで私がですね、それぞれの方々に指示をしたかということを、明確に示していただきたいと思います」

安倍首相はさらに「柳瀬氏の答弁がウソということではまったくない。愛媛県も柳瀬氏もそれぞれ誠実に記憶をたどろうとしているんだと思う」と強調した。

また、玉木氏は柳瀬氏は真実を話していないとしている愛媛県の中村知事の国会招致を求めたが、安倍首相は「誰を呼ぶかは国会が決めること」と述べるにとどまった。