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「国家公務員の志望者減る」…魅力を知って

2018年5月11日 15:21
「国家公務員の志望者減る」…魅力を知って

世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「国家公務員の志望者減る」。「よんなな会」の代表で、神奈川県庁職員の脇雅昭氏に話を聞いた。

いわゆる「キャリア官僚」中央省庁で働く国家公務員総合職の採用試験申込者が、2018年度は前年度と比べて4.8%減の1万9600人ほどだったことが人事院のまとめでわかった。2年連続の減少で売り手市場の中、民間の採用拡大が影響したとみられる。

ネット上ではこんな意見が見られた。

「大変な仕事のわりに給料が安いイメージ」
「公務員の魅力が薄れている」
「仕事自体の魅力は他に劣らないと思う」


――この話題について脇さんの意見をフリップに書いていただきました。

「公に携わるってカッコいい!」

こういう文化というか、社会をつくっていかなくてはならないと思っていまして、まさに国家公務員の志望者は減ってはいるんですが、どういう志を持って入ってきてくれるかというのが大事なので単純に志望者が減ったからといって、それが悪いというわけではないと思います。

昨今の色々な公務員の話がある中で、公務員の仕事の魅力自体がちゃんと伝わっていないのだとしたら、それはすごくもったいないことだなと思います。

さっきいった「よんなな会」には学生にも結構来てもらっているんですね。実際に働いている公務員は、結構、思いをもって働いている人たちというのがたくさんいるんですね。そういう人たちと実際にふれる機会をつくることで、公務員を目指してくれる人たちが増えてくれたらいいなと思います。

――脇さんが考える公務員の魅力とは何ですか。

「関係ない」がないというか、みなさんが抱えている課題というのをこの真っ正面から取り組んでいけるというのはすごく魅力だと思います。

――世の中を良くしていくために「関係ない」ことはないということですね。

【the SOCIAL opinionsより】