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中韓“非核化”前提に国際社会が関与で一致

2018年5月10日 0:30

韓国の文在寅大統領と中国の李克強首相が都内で会談し、北朝鮮の完全な非核化を前提に、国際社会が北朝鮮の体制保証や経済開発支援に対して積極的に関与すべきとの認識で一致した。

韓国大統領府によると、文大統領と李首相は会談で、米朝首脳会談を控え、朝鮮半島に平和が定着するよう、中韓両国の意思疎通を強化していくことを確認した。

さらに、北朝鮮の完全な非核化を前提に、国際社会が北朝鮮の体制保証や経済開発支援に対して積極的に関与すべきとの認識で一致したとしている。

韓国大統領府の関係者は、北朝鮮の非核化に向け、「北朝鮮が体制保証の問題で安心できるようにしなければならない」と強調した。

また、李首相は、北朝鮮が完全な非核化に向けて行動しているとした上で、「それにふさわしいアメリカの反応を待っている」と述べ、段階的に非核化を進めたい意向の北朝鮮に寄り添う姿勢を示した。