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プーチン氏、通算4期目ロシア大統領に就任

2018年5月8日 1:18

3月の選挙で当選したロシアのプーチン大統領が7日、通算4期目となる大統領に就任した。国内経済の立て直しや欧米との関係改善など、課題は山積みになっている。

モスクワのクレムリンで行われた就任式で、プーチン大統領は、憲法が書かれた冊子に手を置いて宣誓した。演説では国際社会で影響力がある「強いロシア」をアピールし、今後も国際問題に関与する考えを強調した。

プーチン大統領「世界平和と安定のため、あらゆる国と平等で相互利益に基づく協力をする。ロシアは強力で積極的で影響力のある国際社会の一員だ」

ただ、国内経済の低迷などを受けて、「経済や技術発展のために全ての能力を使う」と述べ、当面は内政に力を入れる姿勢を示した。

就任式後にはメドベージェフ首相の続投を発表している。

プーチン大統領の任期は2024年までで、四半世紀近くにわたってロシアを率いることになるが、経済の立て直しや欧米との関係改善など課題は山積み。