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審議復帰向け調整 野党「局面が変わった」

2018年5月7日 12:19
審議復帰向け調整 野党「局面が変わった」

加計学園問題で、柳瀬元首相秘書官が2015年に学園関係者と面会したことを認める意向であることを受けて、野党6党は、審議の復帰に向けた調整に入った。

野党側は、柳瀬氏の意向を受け「局面が変わってきた」と話している。審議に復帰すれば、ゴールデンウイークを挟んで約半月ぶりとなる。

立憲民主党など野党6党は、柳瀬氏の証人喚問や麻生財務相の辞任などを求め、国会審議の欠席を続けている。

これに対して与党側は、今週中に柳瀬氏の参考人招致に応じるとともに、来週、安倍首相が出席する集中審議を開くことを提案する方針。

これを受けて野党側は、審議復帰に向けた調整に入った。

立憲民主党・辻元国対委員長「少し局面が変わったというように私は考えています。(柳瀬氏が)関係者と会ったことを認めるという報道も出てきてますので、今までとは前進してるのかなと」

こうした中、野党側は衆議院の大島議長と面会し、政府与党に真相究明の場を設けることを促すよう申し入れた。

一方、大島議長は野党側に8日から審議に復帰するよう求めたという。今後、大島議長のあっせんのもと、与野党の協議が進むものとみられる。