石川県金沢市の郊外にあるタケノコの産地で、恒例の「たけのこまつり」が開かれた。

今年で３０回目を迎えた金沢市の「内川たけのこまつり」。降り続いた雨もあがり、４日朝、採れたての新鮮なタケノコを求める多くの買い物客で賑（にぎ）わった。特に人気の天ぷらは揚げたてのものを販売していて、買い物客の長い列ができていた。

また、今年は豊作にあたる「表年」ということで、去年よりも多い約６００キロのやわらかくて甘みがあるタケノコが並び、市価より３割ほど安く販売された。

会場では子どもたちに人気の竹とんぼ教室も開かれるなど、子どもから大人まで楽しみながらタケノコの収穫を喜んでいた。