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元秘書官“加計学園側と面会”認める意向

2018年5月3日 0:11
元秘書官“加計学園側と面会”認める意向

加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、柳瀬元首相秘書官が、2015年に加計学園側と官邸で面会していたことを認める意向であることがわかった。

柳瀬氏はこれまで、愛媛県側との面会について、「記憶の限りでは“ない”」と否定していた。関係者によると、柳瀬氏は加計学園側との面会は認める一方、そこに愛媛県側が同席していたかについては「記憶の限りでは“ない”」との主張を維持する考えとみられる。

柳瀬氏が一転、面会を認める背景には、「会った会わない」論争に終止符を打つことで問題の幕引きを図る思惑があるとみられる。

一方、これまで柳瀬氏の証人喚問を求めて審議を欠席していた野党6党は柳瀬氏の意向を受けて、与党側が提案していた参考人招致を受け入れて審議に復帰する可能性が強まった。

立憲民主党・辻元国対委員長「早期に柳瀬氏には国会に来ていただいて、真実をしゃべっていただく必要は強まったと思っています」

立憲民主党幹部は「これを機に審議に復帰することが与党も野党も傷つかない方法だ」と話している。

ゴールデンウイーク明けから国会正常化に向けた与野党の協議が進むものとみられる。