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霧島連山・硫黄山で「ごく小規模」の噴火

2018年4月26日 21:40
霧島連山・硫黄山で「ごく小規模」の噴火

宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山の硫黄山で、26日夕方、ごく小規模な噴火があった。

気象庁によると、霧島連山の硫黄山の西側およそ500メートルにある県道1号線付近で、今月20日から出ていた噴気の色が変わり、火山灰の成分が混じったことから、気象庁は26日午後6時半前に「噴火速報」を出した。

新たに大きな爆発が起きたということではなく、噴石の飛散などは確認されていないという。

噴火はおよそ10分続いたが、気象庁は、噴火の規模を「ごく小規模」だったとしている。

気象庁は、引き続き火山活動が活発な状態が続いているとして、入山規制を示す噴火警戒レベル「3」を維持し、硫黄山から2キロの範囲では噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。