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NYダウ59ドル高 6営業日ぶりに反発

2018年4月26日 7:20

25日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、市場予想を上回る決算を発表した航空機大手のボーイングが市場をけん引し、ダウ平均株価は6営業日ぶりに反発した。

25日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前日比59ドル70セント高の2万4083ドル83セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は3.61ポイント下げて7003.74で取引を終えている。

この日は、航空機大手のボーイングが朝方に発表した決算で市場予想を大きく上回り、利益見通しも引き上げた。これを受け、ボーイングが大きく上昇し、市場をけん引。ダウ平均株価は6営業日ぶりに反発した。一方、長期金利が3%を上回る水準で推移したことで、金利動向を見極めたいとの見方も出て、上昇幅は限られた。

ナスダックは続落しているが、今後、アマゾン・ドット・コムやアップルなどハイテク株の決算発表が控えている。市場関係者は「貿易摩擦や地政学リスクへの懸念は後退していて、引き続き大企業の決算が注目される相場になる」と話している。