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安倍首相 セクハラに「寄り添う姿勢大切」

2018年4月26日 18:20
安倍首相 セクハラに「寄り添う姿勢大切」

国会では、野党6党が欠席する中、衆参両院で予算委員会が開かれた。財務事務次官のセクハラ問題に対する財務省の対応について、安倍首相は、相手の女性記者の気持ちに寄り添うことも大切だとの考えを示した。

安倍首相「財務次官が辞任に至ったということについては、誠に遺憾に考えているところです。相手方の気持ちになって、寄り添いながら考えるという姿勢も大切なんだろう」

また、安倍首相は、森友学園の問題などを念頭に「国会審議が政策論争以外に集中してしまう状況を招いたことは、率直に反省しなければならない」と述べた。

一方、自民党幹部が可能性に言及した衆議院解散について「頭の中にまったくない」と強調した。

こうした中、与党側はゴールデンウイーク明けに、安倍首相も出席する審議を野党側に提案したが物別れに終わっている。

立憲民主党・辻元国対委員長「相変わらず、(柳瀬氏の)証人喚問は拒否です。だから総理が言ってることと、ずいぶん違うんじゃないですかって」

国会正常化の道筋は見えないままだ。