今年１０月に開場予定の東京都の豊洲市場で、有害物質が検出された地下で行われている、追加の安全対策工事の様子が公開された。

豊洲市場では、地下からベンゼンや水銀などの有害物質が検出されたことを受け、去年１２月から追加の安全対策工事が行われている。

２４日は、盛り土がされていなかった、建物下の地下空間の工事や地下水のくみ上げ作業などが公開された。

地下空間では、有害なガスなどの侵入を防ぐため床面にコンクリートを敷く作業などが行われていて、すでに最終段階に入っているという。

東京都によると、工事は順調に進んでいるということで、７月１２日までに工事を完了させ、都の専門家会議が最終的な確認をする予定。