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野党、集中審議応じず…国会正常化の糸口は

2018年4月24日 11:57
野党、集中審議応じず…国会正常化の糸口は

国会では、野党側が麻生財務相の辞任などを求め攻勢を強めていて、与党側が提案した26日の集中審議には応じない方針。

働き方改革関連法案など重要法案の審議を抱える与党側は、ゴールデンウイーク前には国会を正常化させたい考えだが、糸口はまだつかめていない。

希望の党・泉国対委員長「全容解明をすると言っているのは総理であって、やはり国会を正常にするのは与党の役割だと思っています」

与党側は、26日に安倍首相が出席する集中審議を開き、柳瀬元首相秘書官の参考人招致にも応じる方針を伝えたが、野党側は、「あくまでも証人喚問が必要だ」などとして受け入れない構え。

立憲民主党幹部は、「柳瀬氏の参考人招致に応じたら終わりにされる。ゴールデンウイーク明けまで引っ張りたい」などと強硬姿勢を鮮明にしている。

こうした中、財務省に抗議に訪れた女性議員らについて「セクハラとは縁遠い」とツイッターに投稿した自民党の長尾議員は24日朝、次のようにコメントした。

自民党・長尾敬議員「全くもって不適切だったということを心から反省しています」

自民党の二階幹事長は、「議論を長引かせるような発言は控えてほしい」と苦言を呈している。