ダンスミュージックのトップアーティストとして世界的に知られるアヴィーチーさんが２０日、滞在中のオマーンで死去した。

ダンスミュージックのＤＪとして世界的な人気を集めたアヴィーチーさんが２０日、滞在先のオマーンの首都、マスカットで死去した。２８歳だった。

アヴィーチーさんは、「ウェイク・ミー・アップ」などのヒット曲で知られ、過去に２度、グラミー賞にノミネートされたほか、音楽プロデューサーとして歌手のマドンナさんの楽曲制作に携わるなど、幅広く音楽活動を行っていた。

アヴィーチーさんの出身国、スウェーデンでは２１日、広場に多くの人々が集まり、彼の音楽を流しながら生前の活躍に思いをはせた。

死因などは明らかにされていないが、ロイター通信によると、アヴィーチーさんは過去に過度の飲酒などにより急性膵炎（すいえん）を患っていて、２０１６年には健康上の理由でツアー活動からの引退を発表していた。