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東グータで化学兵器か 調査団サンプル採取

2018年4月22日 10:09

シリアの東グータ地区で化学兵器が使われた疑いを巡りOPCW(=化学兵器禁止機関)は21日、調査団が現地に入り、サンプルを採取したと発表した。

OPCWの調査チームはシリアのダマスカスに1週間前に到着したものの安全上の問題などから化学兵器が使用されたと疑われる東グータ地区に入れずにいたが、21日、現地を訪れ、サンプルを採取したという。今後、サンプルを検査機関に送って分析を進めるという。

調査団が東グータ地区に入れずにいたことを巡っては、アメリカなどが、シリアのアサド政権が証拠を隠滅するために時間稼ぎをしている、などと批判していた。