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安倍首相が不祥事を謝罪「桜を見る会」で

2018年4月21日 17:55

安倍首相主催の「桜を見る会」が開かれた。安倍首相は冒頭のあいさつで、財務省の決裁文書改ざんや福田事務次官のセクハラ問題など、一連の不祥事について謝罪した。

安倍首相「国民の皆様の行政に対する信頼を揺るがす事態となっております。行政の責任者として、その責任を痛感しているところであります。改めておわびを申し上げたいと思います」

さらに安倍首相は「膿(うみ)を出し切って組織を立て直していく」と述べた。

21日の「桜を見る会」は、あいにく桜は散ってしまっていたが、国会議員のほか、平昌オリンピックやパラリンピックで活躍した選手、タレントの梅沢富美男さんやピコ太郎さんなど各界の著名人およそ1万7500人が陽春の新宿御苑に集まった。

安倍首相「『葉桜の賑(にぎ)わいありて杯重ね』葉桜になっているけれども、たくさんの賑わいで、きょうはお酒がおいしいなという気持ちを表現させていただきました」

終始笑顔を見せていた安倍首相だが、今後、国民の信頼をどこまで取り戻せるかが政権の命運を左右する。