北朝鮮の国営メディアは、朝鮮労働党の会議を２０日に開催すると発表した。アメリカとの首脳会談を控え、新たな外交方針が示されるかが焦点。

１９日付の朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は１面で、２０日に党の中央委員会の総会を開催することを伝えた。「重大な歴史的時期の要求に合うように、新たな段階の政策の問題を議論し決定する」としている。

６月上旬までに行われる見通しのアメリカとの首脳会談を前に、金正恩委員長は先日、アメリカのＣＩＡ（＝中央情報局）のポンペオ長官と極秘会談をしている。

また、今月行われた会議では、金委員長が「米朝対話の展望と今後の対応」に言及したと報じられている。

韓国との首脳会談を１週間後に控えての開催でもあり、総会で新たな対外方針が示されるかが焦点となる。