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シリア“化学兵器”国際機関が調査を延期

2018年4月19日 5:44
シリア“化学兵器”国際機関が調査を延期

シリアの東グータ地区で化学兵器が使われた疑いを巡り、調査団を派遣しているOPCW(=化学兵器禁止機関)は18日、治安状況が安定しないため現地での調査を延期すると発表した。

OPCWによると、治安状況を確認するため国連の職員が17日に東グータ地区に入ったが、銃撃を受けたり、近くで爆発が起きたりしたため、ダマスカスに戻った。このため、OPCWは調査団の安全が確保できないとして、18日から予定していた現地での調査の延期を決定した。

引き続きシリア側と現地入りに向け協議を続けるということだが、「いつになるのか現時点ではわからない」としている。