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速報 米朝首脳会談の場所「5つに絞った」

2018年4月18日 6:21

安倍首相とアメリカのトランプ大統領との首脳会談がフロリダ州で行われている。トランプ大統領は2回目の会談の冒頭、米朝首脳会談に向けて北朝鮮と政府高官レベルの直接交渉をすでに始めていることを明らかにした上で、会談場所も5つに絞ったことを明らかにした。

トランプ大統領「北朝鮮とかなり高いレベルでの直接交渉を始めている」

トランプ大統領は米朝首脳会談について「うまくいかなかったら強い姿勢で臨む」と述べた上で、開催場所についてアメリカ以外の「5つ」の候補があることを明かした。

この前に行われた2人だけの会談は予定をこえて50分近く行われた。安倍首相は米朝首脳会談に向けて北朝鮮への対応について徹底的に話したいと強調した。

安倍首相「北朝鮮の完全、検証可能、不可逆的な方法での核・ミサイルの廃棄に向けて大統領と認識を共有したい。核・ミサイル問題、拉致問題について徹底的に話し合いたい」

トランプ大統領「我々は貿易、軍事について話す。安全保障についても話す。将来さらに仲良くやっていく自信がある」

安倍首相が会談で核・ミサイル開発の問題に加えて拉致問題も取り上げたい意向を示し、トランプ大統領も「今がまさに話し合う時期だ」と応じた。今回の会談は2人だけの時間を多く設け、トップ会談で事態打開を図る戦略。

ある外務省関係者は、森友・加計問題などを念頭に「国内事情が苦しい時にこそトランプ大統領が手を差し伸べてくれなければ蜜月関係の意味がない」と話していて、どれだけの果実を得られるかが問われる。