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クマ、冬眠から目覚め…観察スポットが人気

2018年4月16日 19:26
クマ、冬眠から目覚め…観察スポットが人気

石川県の白山のふもとに、冬眠から目覚めた野生のクマが毎日のように姿を見せている。

白山ろくにある標高1365メートルのブナオ山で、前足を器用に使い木の芽を食べているのは、ツキノワグマ。山を一望できる観察舎からは、いま、冬眠から目覚めた野生のツキノワグマを見ることができる。

訪れた人「ここは2、3回来たことあるけど、クマを見るのは初めて。よかった」

でも、なぜ、この場所に頻繁に現れるのだろうか。石川県白山自然保護センター・ブナオ山観察舎の担当者は──

ブナオ山観察舎 甲部芳彦さん「ここは南斜面で雪解けが早く、斜面が急なので、食料となる(新芽が)生えてきたら、クマは活発に観察することができます」

今年は、先月24日以降、連日のように目撃されていて、一度に複数のクマを観察できる日もあるという。

白山ろくにようやく訪れた春。観察舎の今シーズンの開館時期は来月6日までとなっている。