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財務省側の連絡要請は“女性に対する恫喝”

2018年4月16日 21:35
財務省側の連絡要請は“女性に対する恫喝”

財務省の福田事務次官が女性記者にセクハラ発言をしたと一部週刊誌に報じられたことを受け、財務省が発言を全面否定するコメントを発表した。

一方、財務省が、セクハラ発言を受けた女性記者がいた場合、弁護士に連絡するよう求めたことについて、国会では社民党の福島議員が麻生財務相に対して「女性に対する恫喝(どうかつ)と受け取られかねない」とただした。

福島議員「記者クラブに(当該女性記者がいた場合)言ってくださいって言っても、その女性を守る必要があるというか、言って大変な目に遭うかもしれないこともあるので、その女性に対する恫喝ではないかとも受け止められかねない。いかがでしょうか」

麻生財務相「(女性記者に)不利益が生じるということは責任を持って対応していかないとならん所だろう。双方の言い分を聞かんとわからんというのは、この種の調査では当然のことだと思う」

麻生財務相はこのように述べて、女性記者からも話を聞く必要があるとの認識を示した。これに対して福島議員は「セクシャルハラスメントの問題は大変デリケートな問題で、今回の財務省の対応は問題がある」と批判した。