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金委員長 中国高官と「重大問題」意見交換

2018年4月15日 11:58

北朝鮮の金正恩委員長は14日、中国共産党の高官と会談し、「重大な問題」について意見交換を行い、関係を改善していく姿勢を強調した。

朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は、金委員長が14日、芸術団を率いて平壌を訪れている中国共産党・中央対外連絡部の宋濤部長と会談したと1面で伝えた。

「共通の関心事項である重大な問題や国際情勢」について意見を交換したとしていて、南北や米朝の首脳会談を控え、朝鮮半島の非核化などを議論したとみられる。

金委員長は、宋濤部長が去年11月に訪朝した際には面会しなかったとみられるが、14日の会談では、「伝統的な中朝の親善を新たな段階に発展させていく」と述べ、冷え込んでいた関係を改善していく姿勢を強調した。