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シリア大統領、米国などは「信頼失った」

2018年4月15日 1:17

シリアのアサド大統領は、アメリカなどが「世界に向けて信頼を失った」と非難した。

シリアの国営テレビが、撃墜したミサイルの残骸だとして伝えた映像からは、周辺の地面が大きくえぐれている様子が分かる。

アサド大統領は14日、イランのロウハニ大統領と電話で会談し、アメリカなどの攻撃について、「テロを支援するもので、世界に向けて信頼を失った」などと厳しく非難した。

一方、アサド政権を支援するロシアのプーチン大統領は声明で、「攻撃は国際法の原則に違反し、テロとの戦いの最前線にある主権国家への侵略行為だ」とアメリカを強く批判した。

ロシア国防省によると、ミサイルはシリア国内のロシア軍基地の防空圏内には入っていないということだが、米露関係のさらなる悪化は避けられない情勢。