震度７が観測された熊本地震の前震から１４日で２年。県庁では追悼式が行われている。

少しずつ復旧が進む熊本は１４日、雨となった。

一連の地震では、およそ４万３０００棟の住宅が全半壊。いまも３万８０００人以上が「仮設住宅」などの仮住まいでの生活を余儀なくされている。

２度の震度７を記録したあの日から２年。

１４日朝、熊本県庁では追悼式が開かれ、遺族や関係者など、およそ３２０人が出席した。

式では遺族を代表して、益城町で母親を亡くした松野良子さんがあいさつした。

松野良子さん「私たちが前を向いて歩いて行こうとしていることと、若い世代の活力が将来の熊本を創造してゆく大きな希望になっていることを報告いたします」

この後、参列者は花をささげて犠牲者をいたんだ。

１５日は、益城町や南阿蘇村でも追悼式が行われる。