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地震から2年 復興のシンボル・熊本城は今

2018年4月13日 12:21
地震から2年 復興のシンボル・熊本城は今

2度にわたる震度7。関連死を含め264人が亡くなった熊本地震から14日で2年。熊本城から「ストレイトニュース」矢島学キャスターが中継。

熊本城の天守閣。大天守には修復工事の足場が組まれている。右側の小天守も工事中で、石垣から浮いているように見える。2年前、前震の翌朝の映像では瓦が崩れ落ち、最上階にあった城のシンボル、しゃちほこがなくなっていた。

そして地震から1年後、去年4月に同じ場所から中継した時の映像では、まだ修復工事の準備段階だった。それが、現在では大規模な工事が本格化している。そして先日、大天守の屋根に新しいしゃちほこが乗った。

7日にクレーンで設置された真新しいしゃちほこ。高さ約120センチ、重さは約100キロ。2016年の地震で失われて以来、2年ぶりに復活した。市内の至る所から見えるしゃちほこは、熊本の皆さんを大いに力づけた。

今回設置されたしゃちほこは、大天守東側の1体。今月28日には西側にもう1体が設置され、大天守の屋根が一足先に復旧する。