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農水省でも文書発見 「首相案件」と明記

2018年4月13日 11:53
農水省でも文書発見 「首相案件」と明記

加計学園の問題をめぐり、元首相秘書官と愛媛県側が面会した記録について斎藤農水相は農水省にも残されていたとして、文書を公表した。

公表された文書は、2015年4月3日付で加計学園の獣医学部設置をめぐり当時の柳瀬首相秘書官との面談結果を愛媛県が作成したものとされている。文書には柳瀬氏の発言として「首相案件」との言葉が明記されている。この文書は愛媛県と面会した、獣医師法などを担当する職員の後任者が個人的に保管していたという。

Q「(文書を受け取った職員は)27年4月当時に愛媛県の方と面会したことは覚えている?」

斎藤農水相「これもいろんな県の方が来られることが多いと思いますので、明確な認識はなかったようなんですね。その文書そのものを受け取ったかどうかも覚えていないわけでありますので」

一方、愛媛県と面会した柳瀬氏が取材に応じた。

Q「農水省から愛媛県との面会の文書が出ましたが?」

柳瀬元首相秘書官「報道は拝見しました。私のこれまでのコメントの通りです」

柳瀬氏は「記憶の限りでは会ったことはない」との従来の見解を繰り返した。