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「解任権限は大統領に」特別検察官をけん制

2018年4月11日 9:53

アメリカのトランプ大統領がロシア疑惑などの捜査に不満を強めている。ホワイトハウスの報道官は10日、解任をちらつかせ、特別検察官をけん制した。

アメリカのFBI(=連邦捜査局)は9日、トランプ大統領の顧問弁護士の事務所を家宅捜索した。大統領と不倫関係にあったとされる元ポルノ女優に支払われた口止め料に関する捜査とみられている。

これについて大統領は10日、ツイッターに「完全に魔女狩りだ」と書き込み、強く反発した。また、ホワイトハウスの報道官は「大統領に解任の権限がある」と述べ、ロシア疑惑の捜査にあたる特別検察官をけん制した。

サンダース報道官「大統領には(解任に関する)権限があると我々は助言を受けている」

議会の与野党からは解任を警戒する声もあがっている。