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「シリア空爆行っていない」米が公式に否定

2018年4月9日 14:51

シリアの国営メディアが、「ミサイル攻撃を受けた」と伝えたことについて、アメリカ国防総省は、「空爆は行っていない」との声明を出し、公式に否定した。

シリアの国営メディアによると、中部・ホムス近郊の空軍基地に9日、数発のミサイルが撃ち込まれ、死傷者が出たという。しかし、アメリカ国防総省は、「空爆は行っていない」との声明を出し、ミサイル攻撃を公式に否定した。

シリアでは、アサド政権側が東グータ地区の反体制派に対し、化学兵器を使用した疑いが指摘されている。

これについてアメリカのトランプ大統領は、「大きな代償を支払うことになる」として対抗措置も辞さない考えを示している。

アメリカは去年4月、アサド政権が化学兵器を使用したとして巡航ミサイル攻撃を行っている。